ダナン国際花火大会(DIFF)は、東南アジアにおいては「名実ともにトップクラスの最大規模の国際イベント」であり、世界の花火業界や旅慣れたトラベラーの間でも「一生に一度は見るべき夏の祭典」として非常に高い知名度を誇っているんだとか!
今回は、「ダナン国際花火大会を地上で見ると大混雑するって本当?」 「小さな子供連れで花火を快適に見る方法はある?」 「KLOOKで予約できる『My Xuan Cruise』の満足度は?」をレビューします!
いつもふざけた息子くんで本当にすみません(^^;

ベトナム・ダナンの夏の最大イベント「ダナン国際花火大会(DIFF:Danang International Fireworks Festival)」。世界最高峰の花火師たちが国別に技術を競い合う一大イベントですが、地上席は有料席、無料の立ち見など含めて、10万人以上の観客で凄まじい混雑になります。
ダナン市観光局の公式発表によると、花火大会の期間中は街全体で延べ90万人以上の観光客が訪れ、花火が打ち上がる土曜日の夜は、1晩だけで周辺に10万人規模の人出が記録されています。
しかし、地上の有料スタンド席は1晩あたり数千〜1万席程度しか用意されていません。公式の統計データを見ても、地上の混雑がいかに桁違いであるかが分かります。
特に小さなお子様連れの場合、「人混みで迷子にならないか」「トイレに行けるか」「帰りのタクシーが捕まらないのでは」と不安になりますよね。
そこで今回、私たち家族3人(夫婦+4歳の子ども)は、地上ではなく船上観覧(ハン川ナイトクルーズ)を選択しました!
結論から言うと、地上の大混雑とは完全無縁、ラグジュアリー感はないものの、お値段以上の特別感と満足度を得られる最高のルートでした。
この記事では、ダナン国際花火大会の毎年の日程や仕組みといった基本情報から、私たちが実際に体験した「My Xuan Cruise」のタイムスケジュール、リアルな感想までを徹底解説します!
1. ダナン国際花火大会(DIFF)とは?日程と仕組みを解説
まず、「ダナン国際花火大会(DIFF)」がどのようなイベントなのか、基本情報をおさらいしておきましょう。
毎年6月〜7月に開催される「国別対抗戦」
ダナン国際花火大会は、ただ花火を打ち上げるだけでなく、「世界一の花火師」を決める国別のコンペティション(対抗戦)です。
世界中から選りすぐりのトップチームが集結し、1晩に2カ国が直接対決を行います。各チームに与えられた時間は約20分間。その年のテーマに合わせ、音楽と花火を完璧にシンクロさせたストーリー性のある芸術的なパフォーマンスを競い合います。
予選で高得点を獲得した上位2チームだけが、7月の「決勝戦(グランドフィナーレ)」に進出することができます。
2026年大会(DIFF 2026)の実際の公式スケジュール
毎年多少の前後がありますが、例年5月下旬〜7月中旬にかけて開催されます。 基本的には、期間中の毎週土曜日の夜20:00〜に打ち上げが行われます。
| 回 | 日程(すべて土曜日) | 対戦カード |
| 第1夜(予選) | 5月30日 | ベトナム vs 中国 |
| 第2夜(予選) | 6月6日 | フランス vs ベトナムチーム2 |
| 第3夜(予選) | 6月13日 | 日本 vs イタリア |
| 第4夜(予選) | 6月20日 | ドイツ vs マカオ |
| 第5夜(予選) | 6月27日 ★乗船日 | オーストラリア vs ポルトガル |
| ーーー | 7月4日 | 1週休み(審査・決勝準備) |
| 第6夜(決勝) | 7月11日 | 上位2チームの最終決戦 |
私たちが観覧したのは、2026年6月27日(予選第5夜)の「オーストラリアvsポルトガル」の対決でした!結果から言うと、素人目から見ても、ポルトガルの圧勝でした!
そして、決勝に残ったのは中国と、なんとポルトガルだそうです。7月11日が決勝!!
決勝に残った素晴らしい花火を間近で見ることができて、これは本当に嬉しいことでした!
2. 地上の有料席vs船上観覧、どっちがおすすめ?
ダナンの花火を見る方法は大きく分けて「地上の有料スタンド席」と「ハン川の船上クルーズ」の2つがあります。

現地在住者や経験者の口コミを調べると、地上席は以下のようなデメリットが挙げられています。
- 周辺道路が18時頃から完全ホコ天になり、数万人の中を長距離歩く必要がある
- 有料席の中も、椅子が隙間なく並び、隣の人と密着状態
- 終了後は数万人が一斉に動き出すため、Grabやタクシーは100%捕まらない
大人だけの旅ならお祭りの熱気として楽しめますが、子連れ旅にとって10万人規模の地上の大混雑は肉体的にも精神的にもハードルが高すぎます。
一方で「船上観覧」は、船の定員(キャパシティ)できっちり人数が制限されている上、船乗り場も船内も混雑なしで非常に快適✨ テーブル付きの座席でパーソナルスペースが確保された状態で、特等席から花火を見上げることができます。

これが、私たちがクルーズを選んだ最大の理由です。
なぜ20万人の大混雑なのに「人混み知らず」でいられたのか?
地上では20万人規模の大混雑、臨時のスタンド席まで開放された夜だったにもかかわらず、私たちが「本当に人混み知らず」で驚くほど快適に過ごせたのには、明確な秘密があります。
実は、花火が打ち上げられるメイン会場のダナン国際花火大会特設会場と、私たちが乗下船したMy Xuan Cruise(バクダン港)は、約3.5km〜4kmほど離れた場所にあるんです。

凄まじい混雑と道路規制でカオスになっているのは、ハン川の「北部エリア」だけ。私たちの乗下船スポットである南部の港は、規制エリアの遥か外側だったため、行きも帰りも車のアクセスやGrabの手配が驚くほど通常通りスムーズでした。
港から船に乗ってしまえば、あとは渋滞や人混みとは無縁のハン川を優雅なナイトクルーズで、まっすぐ北上するだけ。
地上の一般客が何時間もかけて人混みをかき分けているのを横目に、私たちは川の上をスイスイと移動し、ドラゴン橋をくぐって特等席へと向かうことができたのです✨

正直、ある程度の人混みは覚悟していて、ここまで人混み知らずとは完全に想定外でした。地上の10~20万人規模の人混みエリアを川の上から完全ワープする。これこそが、子連れ旅船上観覧の最大のメリットではないでしょうか!
早速、見てみましょう!
こちらが乗船直前。乗船手続き所周辺の状況です。Grabでこの付近まで渋滞知らずで到着しました。

そして、乗船場所へ。10~20万人規模の花火大会なのに、この奇跡的な人の少なさはヤバすぎます!!笑

そしてこちらが花火大会が終了し、下船直後の状況。花火大会直後にも関わらず、このスペース!

乗下船場から散歩がてら、ハン川沿いを少し歩きました。

何ですか、この神掛かった人の少なさは!!笑

ちなみに、私たちが乗船した2026年6月27日(オーストラリア vs ポルトガル戦)ですが、後からダナン市観光局が発表した公式データを見て驚きました。
なんと、この日のダナン市内の公式宿泊客数は約117,400人を記録。これは、全5日間の予選日程の中で「トップの混雑(予選最高動員数)」だったそうです!
現地メディアの報道によると、この日は事前のチケット販売が爆発し、あまりの需要に組織委員会が「本来は7月の決勝戦から使う予定だった臨時スタンド席(約2,000席)」を急遽前倒しして開放したという裏話まであったほど。
宿泊客だけで11万人超え、ここに宿泊を伴わない日帰り客や地元のダナン市民(人口約120万人)が合流していたわけですから、あの夜、ハン川周辺にいた人間の総数は推定15万〜20万人規模に膨れ上がっていたことになります。
3. KLOOKで予約した「My Xuan Cruise」の料金とプラン内容
今回は、旅行予約サイト大手のKLOOK(クルック)を利用して、事前に日本から日本語で予約を済ませていきました。
予約したプランと家族3人の料金
- ツアー名: ダナン・ハン川ナイトクルーズ(My Xuan Cruise提供・花火大会特別便)
- かかった費用: 家族3人(大人2人、4歳子供1人)で23,040円
1階席と2階席があるのですが、2階席のアッパーデッキの方が少し金額が高いですが、屋根がなく、視界が広いため、2階席を予約しました。
大人8,640円×2名+子供5,760円×1名=23,040円
agodaやTrip.comなども同様ですが、KLOOKの料金は、閲覧するタイミングや需要によって価格がリアルタイムで変動する『ダイナミック・プライシング(動的価格設定)』が取り入れられています。私が見ていた時も1,000円前後の変動があったので、花火大会の日程が決まったら、安くなっているタイミングを見計らって早めに予約を確定させてしまうのがおすすめです!
また、同じパソコンやスマホ、同じインターネット環境で閲覧していると、IPアドレスを認識し、しばらく安い値段に戻らなくなります。Wi-Fiからモバイル通信に切り替えて再検索するなどして、うまく対策して予約をしましょう!
通常日のナイトクルーズ(1人1,000円前後)に比べると、花火当日の特別便なので価格は跳ね上がりますが、現地での人混みや場所取り合戦をする労力、安心・安全な公認クルーズ船を確保できる手間、そして日本の船上花火観覧を考えれば、むしろ安いと感じるほどコスパが高いです。
4. 船上観覧のリアル体験記!約3時間30分の感動クルーズ
ここからは、当日の乗船から花火打ち上げ、下船までのリアルな流れをレポートします。
① カラフルな船舶が集まる船乗り場へ
夕方、指定されたハン川の船乗り場へ向かいました。周辺の道路は規制が始まっていましたが、船乗り場自体は混雑もなく、非常にスムーズに受付を済ませて乗船することができました。
「My Xuan 2」と書かれたこの遊覧船に乗ります。

陽も徐々に暮れ始め、川沿いの船舶は、赤や青、黄色など、色とりどりのカラフルなネオンで彩られます。

見ているだけで「いよいよ花火が始まるんだ!」と気持ちが高まります✨
② 最初のダンスと気持ちが高まる音楽
私たちが乗船した「My Xuan Cruise」に乗り込むと、まずは美人ダンサーによるウェルカムダンスが披露されました! アップテンポで気持ちが高まる音楽が船内に流れ、乗客全体のボルテージが上がっていきます。

4歳の息子くんも、きらきら光る船と音楽に大興奮でノリノリでした。

いや、ママの方が相当ノリノリですね!^^; パリピな奥さんですみません 笑

③ 約3時間30分の贅沢な遊覧時間
そして、いよいよクルーズのスタートです!


船上ではチキンライスとお水、スイカ、ジャックフルーツ、インドナツメ(台湾ナツメ)のフルーツが提供されました。このチキンライスがまた、美味しいんです!「ザ・東南アジアの美味いメシ」という感じですね!

スイカ大好き息子くんはお皿ごと食べようとしています (^^;

めちゃくちゃ美味しそうで、きちんと保冷もされているんでしょうけど、現地の人と違って日本人はお腹の耐性が弱いので、水分量の多いスイカのみ頂きました。

緑色の皮のついたインドナツメ(台湾ナツメ)も少し頂きましたが、ちょっとお口には合わず…。
新興国のフルーツは十分に注意してください。高級ホテルやきちんとしたスーパー等以外では、お腹を壊す可能性が高まるので、極力、カットフルーツは口にしないようにしましょう。
現地の人は耐性があるから問題ありませんが、フルーツをカットした包丁は、飲料水で洗っているのか、氷で冷やしていたとしたら、その氷は飲料水から作られた氷なのかをチェックする必要があります。
皮を剥いていない果物であれば、基本的に大丈夫だそうです。
KLOOKでは、船内には飲食物の持ち込みは禁止と書かれていましたが、私たちが乗船した会社の担当者からは、WhatsApp(ワッツアップ)の事前の連絡で「持ち込みOK」と許可を頂いていました。
なのでお酒やパンなども持ち込みました。冷たいビールが気持ちいい~~!!
(注:お酒は20歳になってから!^_^;)

花火が始まるまでの間、船はゆっくりとハン川を遊覧します。

川の船上から見上げるダナンの街並みや夜景は、息をのむほどの美しさ。地上を歩いているときとは全く違う、贅沢な視点を楽しめます。

そしてハイライトの一つが、ダナンの象徴であるロン橋(ドラゴン橋」の下を潜り抜ける瞬間です。あの巨大なドラゴンの姿を真下から見上げるスリルと迫力は、クルーズ船に乗った人だけの特権です!


今回のプランは、単に「花火を見るための移動手段」ではなく、約3時間30分の乗船時間すべてが、素晴らしい観光体験アクティビティになっていました。
④ オーストラリアvsポルトガルの大迫力花火!
続々と観覧船がそれぞれの停泊位置に着き、錨(いかり)を下ろします。
色とりどりの遊覧船が本当に異国情緒を感じます。


私の奥さんもその瞬間を今か今かと、胸を高鳴らしています。

20:00、いよいよ花火の打ち上げがスタート!!
私たちが観たのは「オーストラリア vs ポルトガル」です。
遮るものが何もない川の真ん中(ベストポジション)に船が停泊し、夜空いっぱいに広がる大輪の花火を見上げます。

おぉ~~っ!まるで火事ではないか!?撮影が下手でごめんなさーーい(T_T)


写真だと、この凄さが伝わらないのが残念すぎます💦
花火を間近で見られた方はお分かりになると思いますが、あれを船上から人混み知らずで観覧するイメージです。
南国ダナンの夜風に吹かれながら、家族3人でゆったりと椅子に座って眺める世界最高峰の花火は、一生の思い出になりました。

息子くんも、デジカメを両手に、一生懸命に動画&写真撮影をしています!

「こっち向いて~!」と言ったら、ニコッ!!と満面の笑み。いや、少し怖いぞ!^^;

う~ん、最近、写真の時の笑顔に何か不自然さを感じるのは、気のせいではなさそうな…(^^;

豪華客船のような「ラグジュアリー感」はなく、船自体はローカル感のあるカラフルな作りです。だからこそ気取らずに楽しめ、スタッフの対応も温かく、「とても満足度の高い、この日だけの特別感」を体じゅうで感じることができました✨
5. 子連れで船上観覧に参加してわかったメリット・デメリット
実際に体験して感じた、リアルなメリットと注意点をまとめます。
ちなみに、船上観覧での音楽について気になる方も多いと思います。地上の有料席では大掛かりなスピーカーから各国の演出音楽が爆音で流れ、音楽と花火のシンクロが体感できます。
私たちが乗った「My Xuan Cruise」では、クルーズの時間は音楽が流れていましたが、花火の打ち上げが始まると船内の音楽は消え、花火の打ち上げ音だけになりました。
各国の花火に合わせたテーマ曲が聴けない代わりに、遮るもののない川の真ん中で『ドーン!』と身体に響く大迫力の爆音と振動を五感でダイレクトに楽しむことができます。中途半端なBGMがない分、純粋に花火の世界に没頭できて、非常に贅沢な時間でした!

捉え方人それぞれですが、私たちはメリットと捉えています。花火観覧中以外のクルーズは、船内の音楽は常に流れていました。
メリット
- 混雑ストレスが本当にゼロ: 乗り降りもスムーズで、地上のような押し合いへし合いは一切ありません。
- パーソナルスペースの確保: 4歳の子どもが飽きても、船内の決まったスペースにいられるので迷子の心配がありません。
- 贅沢な夜景遊覧付き: あの有名なドラゴン橋をくぐるなど、花火以外の遊覧時間も長く、観光価値が非常に高いです。
デメリット・注意点
- ラグジュアリーさは期待しない: いわゆる「高級ディナークルーズ」のような豪華な船体やフレンチ料理を期待するとギャップがあります。あくまで「快適にローカルの風と夜景、花火を楽しむ船」と思っておくのがベストです。
- 乗船時間が長い: 約3時間30分と長丁場になります。船内にトイレはありますが、子どもが退屈しないよう、ちょっとしたお菓子や小さなおもちゃを持参することをおすすめします。私たちは、遊覧含め、長い時間楽しめたので逆によかったと感じています。
6. まとめ:ダナンの花火を快適に楽しむなら「KLOOKの船上クルーズ」が一択!
ダナン国際花火大会(DIFF)を地上の有料席で見ると、大迫力の臨場感が味わえる一方で、周辺の桁違いな大混雑と帰りの足の確保という大きな試練が待っています。
今回、私たちが選んだKLOOK予約の「My Xuan Cruise」での船上観覧は、そんな地上観覧のカオスをすべて回避できる最高の方法でした。

家族3人で23,000円ほどという価格で、最初のダンス、素晴らしい音楽、ドラゴン橋をくぐる夜景クルーズ、そして世界レベルの花火をゆったり鑑賞できる体験。お値段以上の満足度があることは間違いありません。
特に、小さなお子様連れのファミリーや、体力に自信がないけれど花火を特等席で見たいという方は、迷わず船上クルーズのチケットを確保することをおすすめします!

人気の開催日は数ヶ月前から予約が埋まり始めるみたいです。私たちは2週間前でも予約が取れましたが、旅行が決まったら早めにKLOOKをチェックしてみてくださいね。

あなたのダナン旅行が、素晴らしい思い出になることを願っています!
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