MVCの契約を悩んでいる方へ
マリオットバケーションクラブは、とても高価な買い物です。
契約金は最低でも400~500万円(数年の分割払い)、年間維持費は最低でも20万円くらい掛かります。

それでも、ハワイのホテル料金の高騰を考えると、高級ホテルよりもお得に高級リゾート地で宿泊したり、優雅な時間を過ごすことができる点が魅力です。
マリオットバケーションクラブの契約をしようかどうか、迷っている方はたくさんいると思いますが、下記に記述したようなタイプの人は、きっと後悔してしまうので、絶対に契約しない事をおすすめいたします。
契約すると、きっと後悔してしまうと思うからです。
MVCを契約しない方がいい人
先の記事で、「こんな人は契約をおすすめ!」というタイプをまとめました。
一方、契約は見送った方がいいと思われる方は以下に該当するような方です。

①単身やバックパッカーの旅行者、ホテルは寝るだけの場所と考えている人
マリオットバケーションクラブは、言わば、高級リゾートホテルです。
お金持ちの方なら話は別ですが、単身旅行者には部屋が広すぎて、コスパが非常に悪いです。
また、バックパッカーも旅行スタイルとは掛け離れているので、向いていません。
ホテルは寝るためだけの場所と考えている人も同様です。
コスパが超絶悪すぎるので、絶対に契約しないでください。
②今後の毎年の旅行計画がどうなるか分からず、不安な人
マリオットバケーションクラブは、プランにもよりますが、一番最低ランクでも、初期費用が400~450万円くらい掛かります。
初期費用は5年分割払いとなります。
ちなみに、2058年までの期限付きマリオットバケーションクラブアジアンパシフィックの契約は、初期費用は半額くらいで、その内、10%は最初に支払い。残り90%は12分割払いとなります。
初期費用については、金利が掛かる上、ドル建ての支払いのため、ドル円の為替レートの関係で、その費用が変動します。
契約時より円安になると割高となり、円高になると割安となります。
タイミングを見て、ある程度まとめて返済したり、一括返済も可能です。
その上、毎年の年間維持費が、こちらもプランによりますが、最低でも毎年15~20万円?掛かります。
特に初期費用が大きいので、子供の成長や自身の仕事の関係で、今後、どのくらい海外旅行に行けるか未知数な人は、何かあった時に後悔でしかないので、契約しない方がいいと思います。
③海外旅行は数年に1度しか行かない人、行けない人
おそらく、今後、MVCポイントが余って来て、後悔する事になるでしょう。
マリオットボンヴォイポイントに交換も可能ですが、還元率は悪くなった(はず)です。
④世帯年収が750万円以上ない人
これは、MVCの契約に当たって、必須条件となります。
公的証明書を提出する必要はありませんが、750万円以上の年収がない人には、毎年の年間維持費を支払っていくのは、厳しいだろうという事でしょうか…。
⑤コスパばかりを重視する人
以前の僕のような「ホテルは寝るだけ」と考える人には、コスパは非常に悪いです。
車で例えると、国産車と外車の違いでしょうか。
実用性を重視している人には、外車は高いし、故障も多いし、その費用と見合わないですよね。
MVCは一般的な高級ホテルより、さらにワンランク上の「高級×2のホテル」のようなモノなので、ゆっくりと優雅で上質な時間を過ごしたいと考える人におすすめです。
⑥為替レートと物価高を理解していない人
「②」でもチラッと触れましたが、これは必ず、契約時に担当者から説明があるのですが、マリオットバケーションクラブの初期費用と年間維持費は、ドル建てとなります。
また、毎年の物価高の関係家、年間維持費は年3%ずつ、高くなります。
年2~3%のインフレ率は、経済成長には最もよい数字とされています。
日本は20年以上の長い間、景気が落ち込み、物価も給料アップも停滞していたので、この感覚がなく、物価高に関わる「3%アップ」は、損した気持ちになるかも知れませんが、グローバル視点では、何らおかしいな話ではありません。
ですので、この点を理解できていないと、「契約しなきゃよかった」と後悔してしまいます。
⑦ハワイやアメリカに興味がない人
マリオットバケーションクラブは、ハワイまたはアメリカ本土がほとんどです。
その一方、提携先(インターバル・インターナショナル社)のサービスにより、MVCポイントを交換することで、アメリカ本土やハワイはもちろん、ヨーロッパやアジア、南アメリカ等のマリオット系列以外の高級ホテルも利用可能となります。
ただ、交換手数料が掛かるのと、マリオットバケーションクラブそのものは圧倒的にアメリカが多いので、ハワイやアメリカに興味のない方にはおすすめしません。
⑧何事も羨んだり、憧ればかり抱いて、行動に移せない人
これは、お金や時間がどうこうよりも、マインドの問題ですね。
たいてい、このような人は、「でも」「だって」と言いながら、最初から「できない」と決めつけて、自分の夢を実現できない人が多いと思います。
大谷翔平選手も言っていましたが、まさに「憧れるのをやめましょう」です。
「こんなところに泊まってみたいなぁ」という憧れ思考ではなく、「僕は次はここに泊まるんだ!そのためにすべきことは○○と○○と○○だ」と、強い意志と決断、そして行動力が必要不可欠です。
思考回路を変えていきましょう。
⑨人が良すぎる人
マリオットバケーションクラブは基本的に、その場で即決を求めて来ます。
人が良すぎて断り切れず、後で後悔してしまうことになる可能性があります。
即決を求めて来ますが、説明会の時に、僕は「即決はできないです」とハッキリと伝えました。
「契約はしたいのだけれど、何か見落としている箇所はないか、一晩考えたい」
と伝えて、翌日に契約をしました。
ちなみに、日本での契約はできないので、「帰国して考えたい」はできません。
ハワイでの勧誘や説明会を想定するなら、旅行スケジュールはタイトにせず、余裕を持っておきましょう。
以上です。

コオリナ、ワイコロアなど、マリオットバケーションクラブでの宿泊は夢であり、憧れです。

でも、無理せず、等身大の旅行スタイルを崩さない事が、旅行を楽しむポイントの1つだと思います。
「どこに宿泊するか」「どこに旅行に行くか」も大事ですが、一番大切なのは、「誰と旅行に行くか」です(^^)
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