アメリカ本土もハワイも、物価の上昇がとても速く、ホテルやレストラン、コンビニの商品までも、かなりの割高感を感じます。
ラスベガスのホテルも同様です。
基本的にラスベガスのホテルは、カジノが併設していて、カジノで利益を上げているため、ホテル代は破格でした。
豪華で高級なホテルも例外ではありませんでした。
が、最近の円安も相まって、ラスベガスのホテル代も相当上がっています。
ペントハウススイートルームが1泊15,000円!!
今を遡ること、11年前。
2014年9月にアメリカ旅行で訪れたラスベガス。
その時に、高級ホテル「ベラージオ」と、そのお隣の「シーザーズパレス」に宿泊しました。
ベラージオは、豪華な噴水ショーで有名です。

シーザーズパレスは、「ハングオーバー」という映画で有名ですね。

その有名な高級ホテル、ベラージオ。
一番安い15,000円の部屋を事前にインターネットで予約しました。

チェックインをすると、スタッフが笑顔と英語でペラペラペラ…。
ん?なんとなくしか理解できなかったけど、「アップグレード」という言葉だけは、確かに聞こえたぞ!
少し広めの部屋に変更してくれたのかなぁ?
ルームキーを受け取って、エレベーターに乗ります。
エレベーターホールもゴージャスですね!

ドキドキしながら20階の部屋へ。

え、え?
スイート??
なんと、玄関ドアに「SUITE」の文字があるじゃないですか!!
ま、まさか…。
スイートルームなのか!?
超、嬉しそうな僕の奥さん。11年前なので若い!(^^)

これがベラージオのペントハウススイートルームだ!
そして、20049号室のドアを開けると・・・。
うわあぁーーーー!!す、すごーーーーーいっ!!

めちゃくちゃ贅沢な広さと、家具と調度品です!!!
これ、ロビーではなく、客室ですよ!!
WEBサイトによると、約143㎡だそうです。
どこのお偉いさんが泊まるのでしょうか!?
はい、僕達です (^^;
僕はこの時、スイートルームは人生で初めてでした。
なので、感動もひときわ大きかったのを覚えています。
1ベッドルームのペントハウス・スイートです。

明らかに横幅の方が長い、キングサイズのベッド。
寝相が悪い人でも大丈夫です!


リビングを別の角度から撮影。


カウンターキッチン。椅子が3脚あります。

こんな感じで、バーカウンター風に利用できそうです。
「モスコミュールとピニャコラーダをください🌴」

キッチンの後方のミラーと調度品。
なんだか、高そう~…。
ぜぇ~ったいに、壊さないようにしないとね (^^;

キッチンから眺めたリビングルーム。

キッチンは本格的なものではなく、簡易な感じです。
僕の奥さん、少しはセレブに見えるかな?(^^;

バスルームと洗面所です。
ローマの皇帝がお風呂に入るレベルじゃないですかね!笑

バスルームにも絵画とは、すごいですねー。
ジャグジー付きのバスタブの隣には、ガラス張りのシャワールーム。

もう一つの洗面所。いや、1つで十分ですよー。(^^;

大きな鏡台があります。ここでお化粧をパタパタパタ (^^)

トイレです。2つあるのは子供用かな?便座ないけど、どうやって使うのかな?^^;

この時も、2025年の今もそうですが、海外旅行でいつも思うのは、トイレだけは、日本がダントツで世界一ということです。
日本は安いビジネスホテルでも、ほぼ、ウォッシュレットと便座ヒーターがついていて、海外のほとんどの高級ホテルでは、ウォッシュレットや便座ヒーターはありません。日本の安価なビジネスホテルの方が確実に上です。
海外では、ウォッシュレットや便座ヒーターは、必要ないものなんでしょうね。
充実したアメニティー。この時代はまだガラケーが主流だったので、携帯の充電ケーブルのコネクターも種類が多いですね。

鏡台側から見たリビングルーム。

窓から見た景色です。
夕暮れ時と思いきや、夜明け前です。
そう、僕たちは、夜通しカジノをしていて、ベラージオのスイートルームをほとんど満喫できなかったのでした…。
カジノのバカヤローーー!!!(T_T)

今回は、ストリップ通りビューではなかったので、華やかな夜景の景色とはいきませんでしたが、逆にラスベガスが砂漠の荒野の中に作られた街であることが分かる広大なデザートビューです。
なぜ破格の安さでスイートルームに泊まれたのか?
今回宿泊したペントハウス・スイートルームは、2025年の9月の同じ日だと、145,200円もします。
ベラージオの最安の部屋でも、48,300円です。
では、なぜ、15,000円で宿泊できたのでしょうか?
その答えは…。
当時のこの豪華なペントハウス・スイートルームがどのくらいの値段だったのかは分かりませんが、最安の部屋からアップグレードしてもらえたからです。
そして、アップグレードしてもらえたその理由は、新婚旅行だったからです!
ネットから予約の際に、備考欄に「ハネムーンで宿泊します」と記載しました。
アメリカ国民は、特に記念日を大切にする習慣があり、それはホテルの宿泊客に対しても同様です。
誕生日なども同様で、僕たちは予約の際に、「誕生日で宿泊します」と付け加えます。
パスポートを提示するので、もちろん、嘘はいけませんよ。
嘘は日本人のモラルが問われるので、絶対にやめてください。
アメリカの物価高は、異常なスピードです。
まさか、ペントハウス・スイートルームにまでアップグレードしてもらえるとは、全くの想定外でした。
当時はリゾートフィーもなかったので、15,000円でこんな部屋に宿泊できることは、今後、二度とないと思います。
では、夜が明けるので、お風呂に入って寝まーす。
…え?(^^;

格好つけて、はいチーズ!(^^)

チェックアウト後は、噴水ショーを見て、昼から隣のシーザーズパレスにチェックインです。

本当に、一生の想い出となりました✨
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