Revolutカードは決済手数料無料で使える神カード!

クレカ・ポイント・マイル

日本でRevolutカードを申し込んだ場合の、プラン別の主なメリット・デメリット、そして費用について整理します。ただし、Revolut の規約や手数料は時々変更されるので、最終的にはアプリ内・公式サイトで最新情報を確認くださいね。

Revolutカードとは?

Revolutカードは、事前に入金した残高の範囲で利用できるVisaブランドのプリペイド型デビットカードです。多通貨対応アプリと連動し、銀行振込や他社カードからチャージして国内外のVisa加盟店やATMで使えます。海外旅行やネットショッピングでの為替コスト削減、支出管理、安心したキャッシュレス利用を目的としています。

Revolutカードは基本的に国内外の決済時に手数料が掛からず、為替手数料も一定枠までは無料で利用できます。(プランにより上限は異なる)

入金は銀行振込や他社クレジットカード、デビットカードから可能ですが、カード会社によってはキャッシング扱いとなり手数料や利息が発生する場合があります。ATM出金は月2.5万円まで無料、その後は手数料(2%など)が発生します。日本国内ではクレカのようなポイント還元は基本的に付かず、利用特典よりも多通貨決済や手数料削減が主なメリットとなります。

Revolutカードの基本プランと月額費用

以下は 2025年10月時点の内容です。

プランは計3つ。まず、各プランの月額等を整理します。

リアルカード(物理カード)を申し込まなくても、バーチャルカード(スマホに登録)だけでも利用できるのが嬉しいですよね✨

プラン月額費用カード発行手数料送料
Standard(スタンダード)無料無料送料500円(速達 2,000円)
Premium(プレミアム)¥980/月 または 年契約あり無料送料無料(速達も無料)
Metal(メタル)¥1,980/月無料送料無料(速達も無料)

プラン別メリット/デメリット(日本利用視点)

以下、スタンダード、プレミアム、メタルの各プランで、日本国内および海外利用時における強み・弱みを比較してみますね。

Standard プラン(無料プラン)

メリット:

  • 月額料金が掛からないため、利用頻度が少ない人には負担が小さい。
  • 基本的な多通貨アカウント、海外支払い、国際送金、為替機能などが利用できる。  
  • 最初の物理カード発行が無料(ただし配送手数料)  

デメリット:

  • ATM 引き出しの無料枠が小さい:Revolutの海外ATM引き出し無料枠はプランごとに異なり、Standardプランでは低めに設定されている可能性あり。例えば「Standard は月25,000円相当まで無料」という記載を見かける情報もあります(ただし公式に常に保証されるとは限らない)  
  • 為替交換における無料枠制限:Standardプランでは、1ヶ月あたり手数料無料で為替交換できる上限が月300,000円迄となっており、高額決済をする人には不向き。
  • 超過時の手数料負担:ATM 引き出し額が無料枠を超えると 2%程度の手数料が掛かる可能性あり。  
  • 国内送金回数や手数料制限:Standard では国内銀行口座への振込(日本国内送金)で無料枠が少ない、若干の手数料がかかるという情報も見られます。  
  • 配送コスト:物理(リアル)カード配送手数料(通常 ¥500、速達 ¥2,000)を別途支払う必要あり。  

結論として、無料のStandardプランは 「気軽に使いたい」「国外利用があまり多くない」という利用者には十分ですが、海外引き出しや為替交換量が多い人には、手数料が割高になる可能性があります。

Premium プラン(月額980円)

メリット:

  • ATM引き出しの無料枠が上がる:月50,000円相当までの海外 ATM 引き出しが無料(Revolut が自分で課す “我々の手数料” は無料)  
  • 為替交換の自由度: 無制限の通貨交換が可能という記載もあります。  
  • カスタムカード(券面デザイン変更機能)を無料で利用可能(発行・配送とは別)  
  • カードの配送(物理カードの受け取り)手数料が含まれており、速達も無料になる。  
  • 優先サポート(チャット等で優先対応)などの付加価値。  

デメリット:

  • 毎月の月額費用980円が掛かる。利用頻度とメリットが見合うかを見極める必要がある。
  • 無料枠を超えるATM引き出しや超過分に、2%の手数料などがかかる可能性。  
  • 国内送金無料枠を越えると手数料がかかる可能性(Premiumも回数制限があるという情報あり)  

Premiumは、海外旅行や出張など定期的に国外で利用する人にはコストを上回るメリットが出やすいプランです。

Metal プラン(月額1,980円)

メリット:

  • ATM 引き出し無料枠がさらに上がる:月100,000円相当までの海外 ATM 引き出しが無料(Revolut 側の引き出し手数料)  
  • 1% キャッシュバック:カード利用ごとにキャッシュバックが得られます(上限あり)  
  • 通貨交換・振替などほぼ制限なし(手数料免除枠が広い)  
  • 物理カード発行・配送が含まれている(初回)  
  • 特典サブスクリプションが多数付帯すること(ニュース購読、VPN 等)という記載も見られます。  

デメリット:

  • サブスクリプション費用が最も高額(1,980円/月)
  • 無料枠を超えた分には手数料がかかる
  • 物理カードの追加発行などで再発行手数料が高め(2 枚目以降、別途コスト)  
  • キャッシュバックや特典の上限・条件がある可能性あり(全消費額に対して一定割合、また月額上限があるなど)

Metal は、頻繁に海外利用する人、オンライン購入が多い人、特典を活用したい人には魅力的ですが、コストとのバランスを見て選ぶ必要があります。

チャージ(カード入金)時の手数料

カードの種別・ブランド手数料
国内発行Visaデビットカード無料
Visa(クレジットカード、プリペイドカード)1.7%
国内発行Mastercard(クレジットカード、デビットカード無料
国内発行Mastercard(プリペイドカード)1.3%
法人カード、海外発行カード(Visa、Mastercard含む)1.7%

国内発行や個人カードという条件が付く場合が多く、国外発行カードやビジネスカードでは、手数料が高くなります。

初回カードチャージについては、カードの種類に関係なく 手数料無料 になる制度が用意されている、という記載もあります。

チャージ手数料はアプリ内で金額入力時に表示されるので、チャージ前に確認可能です。

なお、アメックス(American Express)とJCBは、チャージ(入金)手段としてサポートされていないで、両カードからの入金はできません。

700円で券面のカスタムデザインが可能!

カードを自分の好きなイラストでデザイン(カスタムカード)するオプションについて、Revolut Japanでは以下のような料金体系が確認できます。

  • 日本でのカスタムカード作成は 2024年3月から可能になっており、Standardプランでもカスタムカードを注文することができます。  
  • ただし、Standardプランのみ、カスタムカードの発行料として1枚700円の手数料が掛かります。  
  • プレミアム、メタルのプランでは、カスタムカード機能を無料で利用できます。(発行手数料不要)  
  • ただし、発行済みカード・再発行カード・追加カード等では別途再発行手数料や配送費が発生することがあります。特に Metal プランでは 2 枚目以降のカード発行に6,000円の費用が記載されています。  

まとめると:

  • Standardプランでイラスト入りのカスタムカードを発行する場合:700円/枚のカスタム発行手数料が必要
  • Premium・Metalプランでは、カスタムカード発行手数料が無料
  • 追加カード発行や再発行には別料金が生じることがある

Revolutカードへの入金(チャージ)方法

① 銀行振込(国内銀行から入金)

  • Revolutアプリ内で自分専用の 振込先口座(みずほ銀行名義) が表示されます。
  • そこに普通の銀行振込をすると、その金額が Revolut 残高に反映されます。
  • 手数料は無料振込元の銀行側の振込手数料は別途必要

② クレジットカード・デビットカードからのチャージ

  • アプリに Visa、Mastercard のカードを登録してチャージできます。
  • ただし、チャージ(入金)手数料が発生するケースがあります。

代表例(Revolut公式の標準料金表より):

  • Visaのクレジットカード でチャージ → 手数料 1.7%
  • Visa/Mastercardのプリペイドカード でチャージ → 手数料 1.3%
  • Mastercardのクレジットカード でチャージ → 無料
  • 銀行口座直結のデビットカード → 無料または低率

つまり、銀行直結デビット(例:三井住友VISAデビット)またはマスターカードでチャージするのが、無料または低率の手数料となり、一番お得ですね!

③ Apple Pay・Google Pay 経由

  • 登録しているクレジットカード・デビットカードを使って、Apple Pay や Google Pay からチャージ可能。
  • 手数料の扱いは「②」と同じで、実際には紐付けているカードの種類で決まります。

④ 海外送金や他のRevolutユーザーからの送金

  • 他の Revolut ユーザーがあなたに送金すれば即時に残高反映されます。
  • 海外からも Revolut 間であれば手数料ほぼゼロ。

ATM からRevolutカードに直接現金を入れてチャージすることは、日本ではできません。

決済時(支払い時)の注意事項

「両替」の定義

公式サイトや外部サイトに、「両替」という言葉がよく出てきますが、下記の2通りを指します。

①アプリ内で日本円を外貨(米ドルやユーロなど)に両替すること

②Revolutカードに現地通貨がない状態で、商品やサービスを購入し、Revolutカード決済すること

外国為替市場の営業時間外(東部標準時間[ニューヨーク]の金曜日 17:00~日曜日18:00まで)の両替には、1%の為替手数料がかかります。また、無料利用枠75万円を超えた両替には0.5%の為替手数料が必要になります。

【営業時間外の補足】

東部標準時間(ニューヨーク時間)=金曜日 17:00~日曜日18:00

日本時間(サマータイム時)=土曜日6:00~月曜日7:00

日本時間(サマータイムなし)=土曜日7:00~月曜日8:00

※アメリカのサマータイムは、毎年3月の第2日曜日から11月の第1日曜日までです。 

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